2010年度のニュース

JAMCA PRIZE2010 フォトコンテスト入賞作品発表

10月22日(金)~10月24日(日)JAMCA PRIZE2010フォトコンテスト入賞作品展を東京・表参道において開催しました。
詳細は JAMCA PRIZE 2010 サイトを参照ください。

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ソーシャル検定試験集計結果

平成22年9月11日(土)に第3回ソーシャル上級試験、第4回ソーシャル中級試験が行われました。
結果は下記の通りです。

種目別申請者数及び受験率等

種目申請者受験者受験率合格者合格率平均点
上級試験489名457名93.5%134名29.3%75.8点
中級試験2,983名2,815名94.4%2,084名74.0%83.6点

第34回経営研究会

自動車産業界全体で自己実現の流れを

第34回経営研究会が9月15日、東京・湯島の東京ガーデンパレスで、会員校31校40名が参加し、来賓8名を迎え開催された。
冒頭の挨拶で中川会長は、「親子関係・若者や世の中の価値観が大幅に変化していることを前提に、いかに社会に貢献していくかを考える必要がある。」と述べた後、「今のままでは必ず学生は減っていく、これで被る不利益は、我々よりも自動車産業界の方が大きいはずだ。これからは自動車産業界全体として、高校生や親にしっかりとした日本の基幹産業の自動車産業界で自己を実現しなさいという流れを作ること、これが生命線である。国土交通省・文部科学省のご指導のもと、みんなで共通の問題意識を持ち、全員が取り組んでいくことが、これからの課題だ。是非皆さんの協力をいただきながら頑張りたい」と述べた。研究会では、教職員夏季研修会、一級対策委員会の活動計画・実績、ソーシャル検定委員会の試験実施、一級拡大委員会の活動が報告された。講演会では、国土交通省・島雅之整備課長、文部科学省・塩原誠志専修学校教育振興室室長から、「最近の自動車安全・環境行政」「中教審の審議状況・新成長戦略・概算要求」についてそれぞれ講演があった。懇親会では、来賓として出席した山本一太参議院議員から、「自動車専門学校への期待を込めた力強いエールや政界の裏話」といった挨拶があり、山本議員の元気で巧みな語り口に参加者一同聞きいっていた。また国土交通省・木場宣行技術安全部長も参加し、「日常のメインテナンスを支えるJAMCAへの期待やユーザの要請を聞き取るソーシャル検定を評価している」といった挨拶があり、参加者一同今後の活動への決意を新たにした。その後木場部長の乾杯に始まり、参加者の懇親を深めた。

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夏期研修会

第14回JAMCA教職員夏季研修会が、7月26日(月)から5日間、栃木県のツインリンクもてぎで開催され、15校23名が参加しました。冒頭小栗理事が、学生の置かれた環境の変化等を踏まえ、教員として「個」をみつめ「個」を生かすということの大切さを講話されました。その後「青年期の心理と若者気質の変遷」のテーマで、講師からコミュニケーションの難しい現在の学生達への接し方について、40年以上の教員経験に裏打ちされた貴重な講義がありました。

2日目の「コーチング&コミュニケーション技法」では、「聴き上手」「伝え上手」について、受講生参加型の実践的な研修が行われ、最後に「教師の最大の仕事は、学生を勇気づけること」という講師の言葉でしめくくられました。1・2日目の講義を通じ、受講生一同は学生に接する新しい視点や技法を学んだと思います。

4・5日目の事例グループ研究は、身近な学校での問題を受講生同士が討議し、解決策を話合いました。後日受講生から寄せられた所感では、「今後の授業に役立つことが多かった」「他校の先生方との情報交換・親睦が有意義であった」「初心に帰ることができた」という声が寄せられました。また今回初めて受講生に事前アンケート(研修に期待すること、悩んでいること)を依頼し、アンケート内容を講義に生かすとともに、講師から個々の受講生へのコメントは、受講生にとり貴重なアドバイスとなりました。

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第48回総会、金沢で開催

JAMCA第48回通常総会は6月3日、国土交通省、文部科学省の担当官の他、日整連、日車協連から来賓を迎え金沢市で開催されました。総会では、平成21年度の事業・収支 決算報告、平成22年度事業計画・収支予算案が承認されました。中川会長は総会で「今 回の登録試験合格率低迷に表れた学生の質の低下は、自動車業界に輩出する人材の質の 低下を招く。この問題は自動車業界全体の問題として捉えていただきたい。今後学校で は業界発展のため、国民の生活と安全や環境を守るという自動車整備士の公共的使命や 社会的責任を教えなければいけない。また若者に自動車整備士は一生を託するに足る魅 力ある仕事であることを訴え、整備専門学校が業界の要だという自負を持ち取り組んでいきたい。」と挨拶しました。総会に続く講演会では、国土交通省の和迩健二整備課長、 文部科学省の塩原誠志専修学校教育振興室室長の講演が行なわれました。

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全国統一模擬試験(2級・車体)の集計結果

平成21年度全国統一模擬試験(2級・車体)の全国集計結果は下記のとおりでした。

1.試験実施校

2級ガソリン自動車52校(56校)
2級ジーゼル自動車51校 (55校)
自動車車体16校 (15校)

※(   )内は昨年度の値です。

2.種目別申請者数及び受験率等

種目 申請者(名) 受験者(名) 受験率(%)
2級ガソリン自動車 6498(7670) 6178(7364) 95.1(96.0)
2級ジーゼル自動車 6402(7557) 6058(7193) 94.6(95.1)
自動車車体 451(435) 439(414) 97.3(95.1)

※(   )内は昨年度の値です。

3.総合得点の全国平均と分野別得点の全国平均

項目 2級ガソリン 2級ジーゼル
総合 23.5(26.3){40} 23.5(21.8){40}
エンジン 6.7(7.8){12} 6.9(7.1){12}
シャシ 8.3(8.7){13} 7.6(7.5){13}
電気 2.5(2.8){5} 2.6(2.4){5}
機器等 2.9(3.5){5} 3.3(2.6){5}
法令 3.2(3.6){5} 3.1(2.1){5}
項目 自動車車体
総合 25.6(26.9){40}

※(  )内は昨年度の値です。 { }内は分野の満点得点です。


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