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私は、千葉県自動車総合大学校(旧・千葉県自動車産業技術専門学校)を1990年に卒業し、レーシングチームTOM’Sに就職し、当時人気のあったグループAレースのメカニックとして勤務。その後2001年に現在のチームIMPULに転職しました。チームIMPULでは、まずGT選手権のマシンのメンテナンスを担当し、現在はフォーミュラー・ニッポンのチーフメカニックを 任されています。フォーミュラー・ニッポンでは、2005年にドライバー・本山哲のチーフメカニックとしてシリーズ・チャンピオン獲得に貢献することができました。
レースメカニックは、レース中のピット作業などが華やかで目立ちますが、実際にはサーキットに行くまでの準備がとても重要です、まず1レース走行したマシンはエンジン以外のほとんどのパーツを分解してチェックします、また次のレースに向けて再度組み直します。さらにレースとレースの間には、テスト走行があり、このテストでデータの収集や マシンのセットアップを模索し、次のレースに備えます。このように毎日の地道な作業の積み重ねによってマシンが完成します。特にレースが近づき忙しいときは睡眠時間が3時間なんてこともあります。
どんな状況でもベストな状態にマシンを仕上げることがメカニックには要求されます。
またミスは絶対に許されません。一つ間違えれば、命を落としてもおかしくないスピードの中で、ドライバーが1/1000秒を競えるのも、信頼できるマシン、そして信頼できるメカニックがいるからです。
レースメカニックは、レースで結果を残したときに言葉で表せないほどの喜びと感動を得ることができますが、ドライバーとの強い信頼関係を築きレースに臨むことは結果を出すこと以上に重要なことです。
JAMCA Newsより 2007年10月1日

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